男性依頼の出張買取で多いのがエロ本。 AVもすでにダウンロード販売の時代。 デジタル化社会になって久しいが未だに本が好きな人は結構いるものである。 多い人はコミックや雑誌など数百冊レベルで持っている。 「買い取って欲しい。」 と言われて持て余すのも実はエロ本。 重く場所を取るわりに単価が安くて割に合わないことが多いからだ。 しかも、 エロコミックなら買い取ってすぐブックオフに売りにいってもいいのだが、エロ雑誌はほぼ買い取ってもらえない。 しかも重い。運搬がつらい。 お客さんの家からブックオフへ運ぶ代行業のような作業だが、ブックオフの買い取りは安く、仮にうちがタダで引き取ったとしても手間賃にもならない。 さらにやっかいなのが、出張買取予約のときに「エロ本」と言われれば、いやちょっと値段つかないことが多いんで・・・とやんわり断ることもできるのだが、ほかの買取で呼ばれて「これもついでに・・・」と言って出してくるのである。 エロ本もアマゾンで高く売ってるだろう?って。 あれは値段がついて放置してあるだけ。 エロ本なんてほとんど売れませんって。 とは言え、おそらくお客さんもエロ本捨てるのに困っているのだろう。 そんなボランティア精神で事務所まで持って帰る。 倉庫におかれたエロ本をみながらどっと疲れが出る。 はて、今回のブツはどうやって処分するか?
もとブックオフ・セドラー。現在はリサイクル業に転身しました。東京で不用品の出張買取をメインにやっていつの間にかゴミ処分のプロになりつつあります。