スキップしてメイン コンテンツに移動

令和時代のブックオフ活用術 なんでも買取型を攻略しよう

私は株を少々運用しているので経済記事はよく読んでいるほうだ。

韓国経済、中国経済の失速、デリバティブ取引でドイツ銀行破たんの噂に揺れるドイツと欧州の経済。ハイパーインフレのベネズエラ。

世界経済に陰りが見えるのは確かなようだがNYダウや日経はまだまだ元気だ。

これをどう考えるべきか?なかなか悩ましいところ。

時代は刻刻と変化する。

日銀金融緩和でぬくぬくのぬるま湯だった時代もそろそろ終わるのかもしれない。

平成から令和時代へ。

さて、どうなるのだろうか。



さて、過去にブックオフでせどりをしていた人は多いと思う。

自己紹介に書いた通り私もその一人である。

しかし時代が変わり、ブックオフせどりはほぼ全滅したのではないだろうか?

どの店舗に行ってもアマゾンとの価格差で儲かるような商材は見つからないし、昔のようにガラケーでぴこぴこしてるセドラー、バーコードでぴっぴしてるセドラーもほとんど見かけない。

たまにいるけどねw

いや、よーく探せば見つかるかもしれないが過去のブックオフせどり全盛のころと比較するとかなり経済効率の悪い行動なのだ。

そんなことするなら古物商とって出張買取でもしてたほうがいい。

広告を印刷して近所にポスティングしておけば不用品の処分に困ったお客さんから電話がくる。


そんなこんなで、ブックオフに行かなくなった人たちも多いかもしれないが私はよくブックオフに通っている。

理由は、せどり=買うためではなく、売るため。

今のブックオフの大型店舗は、総合リサイクルショップ化している。

「ブックオフなのに本ないジャン!」

のCMの通り本の売り場は僅かになったが、代わりに中古品ならほぼどんなジャンルも扱っている。

このため、不用品の処分にはめちゃくちゃ便利なのだ。

ブックオフグループのちょっと有名な大型店では、額縁に入ったプリント絵画から、誰の作品かよくわからない掛け軸、古びた箪笥や机、絵画デッサン用の石膏モデル、北海道のおみやげによくある熊の置物、こけしなどプチ骨董、よく分からない雑貨類、果ては赤ん坊のおまる?まで売っていた。

同業者からすると、

「いったい、だれが買うんだ?」

と思ったが(おそらく)外人のファミリーと思われる客が熱心に物色していた。

なるほど、日本人では買い手を探すのが難しくても外国人なら珍しさもあって買うのかもしれない、と思って妙に納得する。

この手のいわゆるガラクタ類は買取額が二束三文でもお客さんは納得するから、棚にならべておけば買い手がつくならビジネスになるだろう。


「なるほど、外国人向けの商売か。最近のブックオフはやるなあ。」

と思いつつ自分はそういった類のガラクタを売りにブックオフにやってくる。

うちはネット専門なので、そういうガラクタの買取を頼まれると保管場所や最終処分に困るのだ。

そんなものなので、無論買取額は安いし、断られてしまう(=お持ち帰り)場合もある。

まあ、それでもリサイクル業界で最大手のブックオフがどれくらいの値段でどんなものを買取しているか研究できるし、自分で処分する手間やコストを省けるのはありがたい。

ブックオフで断られたものをジモティーで無料であげる?

ほぼそれも無理。ブックオフで値段がつかないものはタダでも需要が無いものが多い。

結局、処分費を払って業者に頼まざるを得ない。


ブックオフせどりは引退したものの、まだまだブックオフとはお付き合いが続きそうである。

そう考えるとブックオフにはずいぶん助けられているな。

株でも買い増ししてあげようかしら・・・

コメント

このブログの人気の投稿

マスコミはコロナウィルス一色!零細企業がやばい~当然古物商も然り・・・

テレビをつけると最近のニュースはコロナウィルス関係一色だ。 中国団体客のツアーキャンセルの影響で倒産したホテルも出始めた。 愛知県旅館「冨士見荘」新型コロナウイルスで初の経営破綻 新型コロナウイルスで中国団体ツアーのキャンセル相次ぎ 同社は愛知県蒲郡市の西浦温泉で観光旅館「冨士見荘」(46室、愛知県蒲郡市西浦町大山17−1)を経営していた。三河湾を望む景観と新鮮な魚介類を売りに、2005年12月期には約5億5000万円の売上高を計上していたが、その後の業績不振により再度の資金ショートを起こし2013年8月に行き詰まりを表面化した。 このニュース、他人ごとではない。 うちもコロナ騒ぎになってから買取の依頼や問い合わせがバッタリ止まった。 閑古鳥が鳴いている状態で、買取がなければ何もすることがない。 自分一人で自宅でやっている個人事業なのでしばらくは大丈夫だが、 もし固定費が高い商売だったり、人を雇っていたら?と思うとゾッとする。数か月もたなかったな。 中古品の売上はアマゾンが稀に見る低空飛行だが、ヤフオクはコロナ騒動の影響がそれほどなく比較的順調。 アマゾンからヤフオクに事業の軸を移していて正解だった。 とは言え心配はつきない。 どれくらいのスパンでこのコロナウィルス騒ぎが収まるのか予想できないためだ。昨日の安倍総理大臣の会見でもさっぱり分からんし。 安倍首相「この戦いで勝利を」会見に賛否「感動した、頑張れ」「ポエム朗読会」 何が「この戦いで勝利を」やねんw メルカリではマスクやトイレットペーパーの転売祭り。 出品者が何人か分からんが、無茶苦茶でっせ、ホンマ。 《マスク7000枚で100万円超》新型コロナで荒稼ぎする「転売ヤー」を直撃取材「売り方はいくらでもある」 庶民は情報もなく苦しめられるだけでんなあ。 さて、 愚痴ばかり言っても仕方ない。 最悪バイトでもして食つなぐか~。

査定が遅い買取屋

うちは出張買取のため即座に値段を出さなくてはならないが、宅配系の買取屋は最低でも2~3日、おかしなところは2~3カ月も査定に時間がかかる。 中古の買取なんぞ、そんなに時間をかけてどうするんだ? と聞きたくなる。 お客もそんな丁寧に鑑定してほしくて売りに出したわけでもないだろうに。 ・・・ 個人で出張買取を起業し軌道に乗るととても一人では捌けない量の商品を扱う。 アルバイトを雇う手もあるが、いかんせん教育が面倒。 人件費もバカにならない。 そこで自分では捌けないものを宅配系の買取屋に任せることになるのだが、ブックオフオンラインを除くとどこの買取屋も査定が遅い。 そして査定額も安い。 ああ、駿河屋は別ね。 駿河屋は査定は遅いがそれなりのものを送れば高く買ってくれる。ここは買取額で勝負しているので検品に時間がかかるもはやむを得ない。 ただ、宅買い系の査定の遅さはだいぶ損していると思う。 買取に出すお客さんも、すぐに結果が出てそこそこ金額がいいとまたすぐ売ってくれるからである。 それをモタモタ、モタモタ、いつまでかかっとんねん?みたいなことをあれば当然リピートはない。 しかも査定が安ければ心証は最悪になってしまう。 そこらへん、出張買取はらくだし早い。 一度出張買取をやると宅買いなど面倒くさい仕事をやってられない。

マルチ商法アムウェイにハマった不動産屋のオヤジの末路

もう何年も前のことである。 近所の不動産屋のオヤジがアムウェイというマルチ商法にハマっていると聞いた。 不動産業もそこそこ順調だったようなのだが、いい年をしてなぜに変な欲を出したのか周りの人間はその理由を知らない。 ただ服装や生活がやたらと派手になり、毎週のように家に若くて派手な男女を呼んで酒盛りのような事をやっているため、あっという間に近所で噂になってしまっていた。 最初は「あのオッサン、変な薬でもやってんじゃないか?」と言われていたが、若い男女の正体はアムウェイの会員たちだったようだ。 閑静と言えば聞こえがいいが、この辺の古びた住宅街に大勢の若い男女が毎週やってくれば目立つことこの上ない。 その男女も、この辺の住宅地に似つかわしくないような今風というか、人生をエンジョイしてます!っていう軽い感じの人たちだ。 この辺に住んでる若い人は、たいてい土木系の仕事か、ごく普通のサラリーマン、OLさんが多く何か違う人種が、違う土地から侵略に来ているような、そんな風に見えた。 すぐに近所の評判になり、この辺りの飲み屋や町会では毎回のようにその話が出ていた。 アムウェイにハマった不動産屋のオヤジ。 自分は特に何かを売りつけられたことはないが、洗剤、やたらと高級な鍋、浄水器なんかを見せられたり紹介された人もいたらしい。 で、その後も不動産屋のオヤジの派手な生活は続き、「アムウェイってそんな儲かるのか?」と近所の我々は不思議に思っていたのである。 どっかからそんな金が沸いてくるんだ?と。 鍋(フライパンだっけ?)が数万円~10万円くらいするらしいのだ。 そんな鍋でタマゴを焼いたら、まさに目玉が飛び出るというものである。 地味だった不動産屋のオヤジが芸能人顔負けの格好して街を闊歩し、オヤジの家にやってくる若い男女も金のかかりそうな恰好をしていた。 ただ、よーく見るとどうもそんなに儲かっていない、 貧乏臭 もあったのだが。 自分たちはキラキラしてカッコいいと思っているかもしれないが、どこからか貧乏臭がするのである。 うまく説明はできないが、金持ちはそんなに派手な格好をしないし質素堅実な人が多いからかもしれない。 金持ちは「俺は金を持っている!」なんてアピールしないし、いてもそんなのはニワカ金持ちだ。やがてその...